これをつければモテるとかそのような薄っぺらいものではなく。
今や香水は価値観、強いては人生観に関係していると思います。
自分がどう生きるか、どう生きたいかという意志を示す事、また自分自身に言い聞かせること、
それは「良い香り」の香水をつけて「モテる」よりも大切なことではないでしょうか。
思えば、私たちが高価な香水を購入するときは必ずしも「良い香り」を求めてではなく、その香水のコンセプト、世界観に共感してのことではなかったでしょうか。
いい香りなら巷に溢れています。
しかしそれが自分が心から愛し、自分のアイデンティティとして使用できるものでしょうか?
また、「良い香り」が相手に与える印象に置いて必ずしも良い方向に働くかはわかりません。
嗅覚は唯一人間の脳に直接結びつけられてると言われています。
癖のある香りを嗅いだ時に以前の記憶が蘇ったことはありませんか?
そのように香りには不思議な能力があり、一言で「良い香り」を説明するのも難しい問題です。
朧の「NEON」は天然のジャスミンをふんだんに使用して今までにない「型から外れた」香りをしております。
ジャスミンだけではなく、シベットやカストリウムなどのアニマル系の一癖も二癖もある香料をあえて高い比率で組み合わせ独特の香りを醸し出しております。
しかしながら、鼻につかない、気持ち悪くならない香気です。
規定の枠に収まらず、チャレンジし続ける皆様の肩身としてご愛用頂けますと幸いです。
調香師 三代
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